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12歳の少年達の青春映画「スタンド・バイ・ミー」についてです。
大人になったゴーディが、作家としてかつての冒険を思い出し物語を語っていくストーリーですが、
映画の最後には、物語を書き上げるゴーディの姿が描かれています。
この物語を締めくくったゴーディの言葉の意味とは?
この映画が本当に言いたかったこととは何か?
物語のポイントとなるこの点について、まとめていきたいと思います。
スタンド・バイ・ミーのあらすじ&登場人物
あらすじ
作家・ゴーディは、新聞で弁護士がナイフで刺殺されたことを知ります。
そして、12歳の夏、友人4人で死体を探しに森に行った日のことを思い出します。
いざ冒険をし、本当に死体を見つけてしまった4人は、当初の目的とは違う形で冒険を終えることになります。
また当時兄を事故で亡くし、
両親が自分のことに全く関心を示さずに兄弟間コンプレックスを感じていたゴーディは
この日の冒険の中で、自分を信じてくれていた友達がいたことを思い出します。
それから数年後、作家になったゴーディは
「12歳の時以上の友達は、それ以降できていない」
と言い、当時の仲間やあの時の冒険を思い返し幸せだったと思い出を語る青春映画です。
主な登場人物
- ゴーディ・・・4ヶ月前に出来のいい兄を事故で失い、暗くなった家や両親を見て
「もし事故に遭ったのが自分だったら両親はこんなに落ち込まなかったかもしれない」
「事故に遭ったのがどうして兄だったんだろうと両親は思っているのではないか」と兄弟間格差のコンプレックスに悩んでいる。
大人になったゴーディがこの物語の語り手となって登場する。 - クリス・・・正義感が強く、ゴーディの一番の味方。
クリス自身も、大人に信じてもらえないどころか裏切られ辛い経験をし苦しんでいた。
強そうに見えて繊細で、友達思いな心を持つ。
進学するような環境になかったが、自分の意思で環境を自ら乗り越え猛勉強して弁護士になるが、その正義感から仲裁に入った喧嘩に巻き込まれ死んでしまう。 - テディ・・・父親の虐待を受けながらも、そんな父親を愛している。
目と耳が悪く、頭や行動はあまり賢い方ではない。
いじめられているせいか、「自分は強い」「英雄になりたい」という気持ちが強い。
大人になってからは何度か刑務所に入ったりしたが、出所後は何かの仕事をしているらしい。 - バーン・・・ふくよかでマイペースな男の子。
へそくりをかいた地図を母親に捨てられ、そのへそくりを9ヶ月も探し続ける執着心はあるが
電車に轢かれそうになると「もう無理だ」と諦めて立ち止まるヘタレキャラ。
「森の中に死体があるらしい」という話を盗み聞きして仲間に伝えた本人。
ゴーディの最後の言葉の意味とは?
まず、作家になったゴーディがこの物語を締めくくる際、パソコンに打ち込んだ英語の文章とその意味についてです。
ゴーディは果たしてこの物語をどうやって締め括っていたのでしょうか?
12歳の時の冒険はゴーディにとって何だったのか?
そして、その後バラバラになっら3人の友達のことをどう思っていたのでしょうか?
ゴーディが物語の最後、
パソコンに打ち込んだ英文がこちらです。
Although I hadn’t seen him in more than ten years, I know I’ll miss him forever.
(映画:STAND BY MEより)
I never had any friends later on like the ones I had when I was twelve.
Jesus, does anyone?
日本語に訳すと、
「もう10年以上あっていないが、彼(クリス)のことは一生忘れないだろう。
12歳の時以来、彼らのような友達はできていない。
…できていない。」
となります。
ゴーディにとって、あの頃の思い出こそ最高の日々で、あの頃の友達こそきっと最高の理解者だったのでしょう。
ゴーディにとって本当の友達とは?
12歳だった当時、ゴーディは兄を事故で亡くし、落ち込んだ両親は自分に対して全く興味を示しませんでした。
出来がよく、優しい、憧れだった兄の死に落ち込む両親を見て「事故に遭ったのが兄じゃなかったら・・・自分だったら」と考えるようになりました。
自分が生き残っても両親の希望にはなれないと思っていたゴーディでしたが、
そんな辛い時にクリスは誰よりも自分を信じて味方になってくれていました。
「お前は俺たちとは違う。君はいい作家になれる。作家になってそして今日の出来事を書くんだ」
「俺が君のパパなら進学組へ行けとは言わない」
「君はものを書くのがうまい。誰かがそれを育てなければ才能が消えてしまう」
「君の親がやらないなら、俺が守ってやる」
そう言って自分を大切に思ってくれているクリスに救われます。
親からは「付き合う友達を考えろ」と言われるような3人でしたが、
あの時自分を救ってくれたのは間違いなくクリスでした。
クリスや一緒に冒険をして新しい場所に行った仲間の存在、そしてあの時の冒険が、ゴーディの中の何かを変えるきっかけになったのでしょう。
そしてクリスもまた、泥棒扱いされていたことにひどく気づついていることを知り、彼の1番の味方になろうとしました。
つまり、ゴーディにとって友達とは
離れている期間は関係なく、その瞬間どれだけいてくれて心強かったのか
ということでしょう。
冒険途中、
確かに仲間で助け合って乗り越えたこと
非日常を体験したことで今まで井の中の蛙だった自分が外の世界を知るきっかけになったこと、
そして友達が自分の1番の味方でいてくれたこと。
これが、ゴーディにとってもう味わうことのない青春時代で、とてもいい思い出だったということだと考察します。
ゴーディが作家になれたのは、クリスが後押ししたからでしょう。
自分の才能に気づき信じてくれた友達がいたことが、今のゴーディを作っているということが全てを物語っています。
こんなことを言ってくれる友達がいたらどんなに心強いことか・・・
そんな友達は、大人になってもなかなか出会うことができないですよね。
映画「スタンド・バイ・ミー」が伝えたかったこと
タイトルの「スタンド・バイ・ミー」とは、日本語に訳すと『そばにいる』という意味になります。
青春時代を一緒に過ごした仲間がいたこと、その素晴らしさを描いた映画だったのではないでしょうか。
また、友人たちの現在の様子も語りながら、
「今でも彼らのことを考えている=自分は彼らのそばにいる」
というメッセージではないかと思います。
そして責任感の強いクリスを誇りに思い天国に行った今でも「一生そばにいる」と言いたかったのかもしれません。
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まとめ
映画「スタンド・バイ・ミー」のゴーディの最後の言葉についてまとめてみました。
最後の言葉は、
自分の青春時代、仲間が確かに自分のそばにいてくれたこと、
そして自分もまた彼らのそばにいたこと、今でも彼らのことを思い出し懐かしんでいたのだと思います。
私がこのドラマを見たのは小学生低学年の頃でしたが、それ以降好きな映画は「スタンド・バイ・ミー」でした。
当時はここまでの考察には至りませんでしたが、とにかくストーリーとその後バラバラになる4人のラストが印象的だったのを覚えています。
子供ならではの予想だにしない展開もこの映画の魅力です!