テディがクリスに「怒ってないよな」と聞いた理由は?何に対して?映画スタンド・バイ・ミー

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映画「スタンド・バイ・ミー」についてです。

本編の最後、冒険を終え家路につく途中で
別れ際テディがクリスに「おいクリス、怒ってないよな」と聞くシーンがあります。

冒険を終え、ケンカもなく帰路についたはずなのに、

一体「何に対して言っていた」のでしょうか?

主語がなく、とても気になりました。

その内容について前後のあらすじを含め、まとめてみたいと思います!

目次

テディがクリスに「怒ってないよな」と聞いた理由は?なぜ?

テディがクリスに対して

怒ってないよな?」と聞いたのは

森の中で上級生たちが絡んできた際に、
テディは彼らを挑発するような生意気な態度をした後に逃げ出したことに対してではないかと思われます。

生意気なことを言ったものの、いざ向かってこられると怖くなったのでしょう。

上級生たちの怒りの矛先はクリスにいき、ナイフで斬られようとしますが

その時もテディは助けにいけず、ゴーディだけがクリスを守るため動きます。

自分が「森へ冒険に行こう」と言い出したにも関わらず、

クリスの危険に立ち向かわなかったことにテディは後ろめたさを感じていたのかもしれません。

というのも、テディは冒険の往路で

向かってくる汽車のギリギリを避けようと根性試しをした際、クリスに引っ張られ助けられています。

「赤ん坊じゃないのに」と自分を助けたクリスに対して怒りをあらわにしていました。

その時仲直りの握手を差し出したのもクリスでした。

大人ぶっていたのに、いざというときに助けにいけず
本当に正義感を持って大人の対応をしていたのはクリスだったことにテディは気づいたのかもしれません。

このシーンは、テディがこの冒険で得た『成長』を表しているのではないかと思いました。

クリスは本当に怒っていなかったのか?

テディの質問に対しクリスは「あぁ」と答えましたが、彼の本心はどうだったのでしょう?

怒るという気持ちはクリスにはなかったかもしれませんね。

というのも、
クリスは彼らの性格を理解した上で付き合っていましたし、
その彼らに自分を守ることを期待をするようなキャラクターではなかったからです。

猛勉強して弁護士になるほど正義感の強かったクリスなので
自分が正義を貫いたことだけでよかったのではないでしょうか。

それよりも、
英雄になれると興味本位で行った冒険が
帰ってみるとあの時の自分たちの考えが間違っていたことや
ゴーディに自分の悩みを打ち明けたことで
何かもっと大きなことを感じていたようにも見えました。

冒険を終え帰路に着くシーンで、

クリスが「俺はこの街から抜け出せないんだろうか?」とゴーディに聞いたのは、

「抜け出したい」という気持ちと「変わりたい」という気持ちが強くなったからではないかと思いました。

実際にこの後クリスは進学クラスに進み、茨の道を持ち前の根性で弁護士まで上り詰めています。

スタンド・バイ・ミーのあらすじ&登場人物

あらすじ

作家・ゴーディは、新聞で弁護士がナイフで刺殺されたことを知ります。

そして12歳の夏、友人4人で死体を探しに森に行った日のことを思い出します。

「森の中に死体がある」ことを知った4人は森へ行きます。

いざ冒険をし、本当に死体を見つけてしまった4人は、当初の目的とは違う形で冒険を終えることになります。

当時、兄を事故で亡くし
両親が自分のことに全く関心を示さずに兄弟間コンプレックスを感じていたゴーディは
この日の冒険の中で、自分を必要としてくれた友達がいたことや
誰よりも自分を信じてくれていた人がいたことを回想します。

それから数年後、作家になったゴーディは
「12歳の時以上の友達は、それ以降できていない」
と言い、当時の仲間やあの時の冒険を思い返し幸せだったと思い出を語る青春映画です。

友達と初めて冒険に出た時のこと、やんちゃをしていた時のこと、当時の悩みを友達と分かり合ったこと、そしてひとまわり大きくなって帰ってきたこと。
青春時代や当時の仲間を思い出してしまう映画です。

登場人物

  • ゴーディ・・・4ヶ月前に出来のいい兄を事故で失い、暗くなった家や両親を見て
    「もし事故に遭ったのが自分だったら両親はこんなに落ち込まなかったかもしれない」
    「事故に遭ったのがどうして兄だったんだろうと両親は思っているのではないか」と兄弟間格差のコンプレックスに悩んでいる。
    大人になったゴーディがこの物語の語り手となって登場する。
  • クリス・・・正義感が強く、ゴーディの一番の味方。
    自身も、大人に裏切られ辛い経験をしてきたがそれを言えずに苦しんでいた。
    強そうに見えて、友達思いで繊細な心を持つ。
    自分は進学するような人間ではないと言いながら、その環境を自ら乗り越え猛勉強して弁護士になるが、その正義感から仲裁に入った喧嘩に巻き込まれ死んでしまう。
  • テディ・・・父親の虐待を受けながらもそんな父親を愛している。
    目と耳が悪く、頭や行動はあまり賢くはない。
    いじめられているせいか、「自分は強い」「英雄になりたい」という気持ちが強い。
    大人になってからは何度か刑務所に入ったりしたが、出所後は何かの仕事をしているらしい。

  • バーン・・・ふくよかでマイペースな男の子。
    へそくりをかいた地図を母親に捨てられ、9ヶ月も探し続ける執着心はあるが
    電車に轢かれそうになると「もう無理だ」と諦めて立ち止まるヘタレキャラ。
    「森の中に死体があるらしい」という話を盗み聞きして仲間に伝えた本人。
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まとめ

映画「スタンド・バイ・ミー」でテディがクリスに対して「怒ってないよな?」と聞いた理由についてまとめてみました。

テディは「自分が逃げたことに対して」や「汽車を避けようとしてバカなことをした自分を助けてくれたクリスに喧嘩腰になっていたこと」について言っているように見て取れました。

皆さんは、どう感じましたか?

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