細田守作品『竜とそばかすの姫』が2021年9月時点で興行収入50億円突破と大きな話題となっています。
興行収入16.5億円のサマー・ウォーズを遥かに上回る興行収入です。
今回は、竜のオリジン・恵と弟の知のその後について考察です。
恵と知はとある問題を抱えていて、ずっと傷ついていました。
ストーリー終了後に二人はどうなったのでしょうか?
*この先ネタバレを含みます。
『竜とそばかすの姫』恵と知のその後は?
映画『竜とそばかすの姫』ですが、
仮想世界Uの中で鈴が守ろうとした竜(恵)が実は現実世界で父親から虐待を受けていたことが明らかになり、すずが東京まで恵と弟の知を助けるという展開で終わります。
その後の展開については映画では明らかにされていませんが、この二人はその後どうなったのでしょうか?
ここからは考察です。
まず、恵と知は父親のいる場所から離され、施設かどこかに預けられたのでしょう。
その理由は、すずが迎えに行ったのは恵と知を父親から守り、助けるため。
すずが父親を説得できるとは思えません。
あのまま父親から引き離すという選択肢以外はまずないでしょう。
恵と知はまだ子供なので、その後は施設などに預けられたと考えられるのが一般的です。
すずとはその後も関係は続いた?
すずと恵のその後の関係については、ネットで簡単に繋がることができるのでまだ繋がる可能性は高いですね。
二人を父親の元から引き離すことができたとはいえ、施設に入ったりその後も前途多難かつ父親から受けた心の傷がすぐに癒えるかというとそうではありません。
すずが二人を今後も気にする必要はないかもしれませんが、すずは母親に似て助けを求めている人を放っておける性格ではありません。
自分のアバターをアンベイルしてまで守ってあげたかったのですから、二人が今後助けを求めた時には真っ先に助けにいくでしょう。
助けられたのは二人だけでなく、すずも同じかもしれないですね。母親を無くして殻にこもっていた自分をアンベイルできたこと、知らない子供を守ろうと危険を顧みず川に入った母親を少し理解できたことなど、すず自信変わるきっかけになれたのですから。
ただ、すずの住む高知から東京までは距離があるので今後は、ネット上などで「話を聞いてあげられる存在」になるような気がします。
ファンの声
細田守作品ということで、注目度も高く、すでにファンが続々と感想を寄せています。
めちゃくちゃ感動した!!という声多数ですね。
結構泣けちゃうシーンもあったりして、個人的にも好きな作品です。
一方で少し考察が多めの映画だった印象もあるので、もう少し時間があればもっと丁寧なストーリー展開になったのではないかという意見もあるようです。
サマーウォーズなどの全作品が話題作だと、どうしても比較されてしまいますが概ね高評価の声が多いですね。
まとめ
映画『竜とそばかすの姫』で、恵と知はその後どうなった?ということで考察してみました。
考察:二人はその後児童施設に入り父親から離れることができた
すずとは、信頼できる関係としてネット上で繋がっている、お互い心の支えになっている