2022年朝ドラ「ちむどんどん」ですが離脱する方が増えていますね。
朝の習慣として朝ドラを見ていた方も、この作品で見なくなったというコメントも見かけます。
役者さんは一流なのに、何がつまらないと感じるのか?その理由をまとめてみました。
ちむどんどんがつまらないと言われる理由
1. 主人公・暢子の我が強すぎる・空気が読めない性格
主人公の暢子の性格が苦手という人が多いですね。
- 自我が強すぎる
- 常識がない
- オーナーへの節度がなさ過ぎる態度
- 無邪気を超えて世間知らず
- 謙虚さがない
- 常に自分中心に一生懸命
沖縄出身で無邪気なキャラクラーだとは思いますが、あまりにも失礼な言動を取るシーンが気になりますね。
悪気はないのですが、見ているこちらはハラハラします。
無邪気なキャラクターという脚本家の意図は、視聴者には響きませんでしたね。
2. 兄・ニーニーがギャンブルと借金続き
ニーニーはこれでもかというくらいギャンブルに借金が続いていますね。
こちらも悪気はないですが、家族や周囲に迷惑をかけながら成功を目指しても、応援できない気持ちになってしまいます。
妹の就職をダメにしたり、家の大切なお金を博打に使ったり、最後には騙されて・・・アメリカンドリームを夢見ていますが、視聴者からは「真面目に働かず一発逆転とは、甘過ぎ」と応援できない気持ちにさせられます。
3. 苦労の原因が、母の兄びいき
母の兄びいきに呆れる人も多いようです。
家族の大事なお金をニーニーに渡し、家族が食べるご飯が減る、満足な生活ができないということが何度も続きましたね。
一人息子ならいいものも、他の兄弟がいるのに長子にお金を渡して他の子供を犠牲にしてしまうのはどうなの?と思ううちに、もう見たくないと思う人も増えたようです。
もっと歌子の治療費など使うべきところがたくさんありましたね。
4. 智のアプローチが苦手
暢子を追いかけて東京に来るまではよかったのですが、暢子が働くレストランへの仕入れ業者を調べてそこへ入社という一言に凍りついた視聴者がたくさんいました。
5. 料理の苦労があまり描かれていない
料理人になる主人公の話なのに、職場での問題も毎回週末には完結している、というパターン続きです。
とんとん拍子にストウブ前まで登っていき、毎回「ひらめき」や「気づき」で問題が解決しているので見ていても心が動かないだけでなくあまり苦労が見えない主人公に感情移入できない視聴者が増えていますね。
ちむどんどん離脱理由は「共感できない」「感情移入できない」
総じて「共感できない」「感情移入できない」というのが、視聴者がつまらないと感じる理由だということがわかります。
また、登場人物全員が「人に対して思いやりがない」と感じてしまう人も多いですね。
「誰かのために行動する」というシーンは少なく、「みんな苦労しているけれど自分が幸せになる道を手探りで探している」という印象を受けます。
当時の沖縄を描くにあたり、自分が生きることで精一杯だったという時代的な背景もあるのかもしれませんが、ここまでくるとモヤモヤしてしまうのは仕方がないのかもしれません。
ちむどんどんの脚本家・羽原大介は壮大な伏線回収で有名
ちむどんどんの脚本を担当している羽原大介さんは、壮大な伏線回収をすることで有名です。
朝ドラは「マッサン」以降2作目です。
私もマッサン見てましたが、かなり見応えがあってよかったです。戦争の怖さも感じましたし、ウイスキーを日本で流行らせるために苦労したストーリーがしっかり描かれていてかなり好きでしたね。
過去に脚本を担当をした有名な映画・ドラマには
- 黒革の手帖
- 白い巨塔
- パッチギ!
- フラガール
- トンビ
- ダブルフェイス
など、名だたる作品揃いです。
こう見るとめちゃくちゃ有名な脚本家だと判明。
ちむどんどんも伏線回収に期待してみます。
まとめ
ちむどんどんが「面白くない」と言われる理由をまとめてみました。
- 共感できない
- 他人への思いやりがない
- ストーリーの描かれ方が雑
などで離脱する方が多いようです。
ですが、脚本家さんのこれまでの作品を見てみると、伏線回収が期待できそうです。