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2018年に公開されたイギリスのロックバンドQUEENのメインボーカルであるフレディ・マーキュリーの実話をもとに描かれた映画「ボヘミアン・ラプソティ」についてです。
完成度が高く、とても見応えがあり感動する映画で、30代の私も何度もみました。
QUEENの曲は、今でも誰もが知る名曲ばかりですよね!
今回は、見事にフレディ・マーキュリー役を演じたアメリカの俳優レミ・マレックについて詳しく紹介していくと共に、
映画内で披露した歌声は本当に彼が歌ったものなのか?を考察していきたいと思います。
というのも、フレディを演じたラミ・マレックの歌ってる様子があまりにも口パクには見えないほど自然なんです!!
フレディの歌は本当にラミが歌っているのでしょうか?
まとめていきます!
フレディ役のラミ・マレックは映画内で本当に歌っている?歌を担当したのはこの人!
まず、あの驚きの歌声についてです。
「あの歌はラミ・マレック本人が歌ってるの?」「臨場感がすごい!!」と驚いた人も多いと思います。
完璧にフレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレックですが、映画内で使用されたQUEENの楽曲は彼の歌ったものではないようです。
アルバムに収録されている曲はフレディ・マーキュリー本人の声が使用され、その他の曲に関しては、カナダのミュージシャンであるマーク・マーテルが担当したそうです。
マーク・マーテルとは?
マーク・マーテルは、カナダのモントリオール出身のミュージシャンです!(2021年現在44歳)
1999年から2013年までバンド活動をしていてその間10枚のアルバムを出しています。
クイーンのドラマーのロジャー・テイラーがトリビュート・バントを組むためにオーディションを行い、
その結果選ばれたのがマーク・マーテルでした!!
彼はピアノも歌声もまさにフレディ・マーキュリーとそっくりで、QUEENファンからも本人と勘違いをされるほどのクオリティであり、彼がQUEENの楽曲を歌ったYOUTUBEは4713万回以上のいいね!を獲得したほどの実力です!!
QUEENのメンバーからも称賛されるなんて、本当の実力の持ち主ですね!!
映画での歌声は、このプロのミュージシャンによるものだったのですね!
ラミ・マレックの歌は口パク?
実は、ラミ・マレックはピアノも歌も経験がない素人!
それでも歌っている様子はまさにミュージシャンのようで自然でしたよね。
その理由として、音楽監修を務めたベッキー・ベンサムがラミの演技が不自然にならないようにと、口パクではなく実際に歌うことを求めています。
ラミも要望に応え、実際に歌っていたようです。劇中全ての音源がラミのものではないかもしれませんが、一部ラミの声の部分もありそうです。
バンドメンバーは実際に演奏している?
さらにバンドメンバーを演じたキャスト全員がそれぞれの楽器を習得して撮影に臨んだことで、より本物のQUEENの演奏に近い躍動感を演出することができたそうです!
ブライアン・メイ役グウィリム・リーのコメント
全員が死に物狂いで楽器を習得した。演奏する手元のアップも自分たちで演じた。すごく満足しているよ。
ジョン・ディーコン役ジョー・マッゼロのコメント
弾いているフリをしてもすぐにバレる。ごまかしは効かない。役者が実際に演奏するほど説得力のある演技はない。
と必死で演奏の練習をしていたことが分かります。この映画が大ヒットした理由は、この演者さんたちのQUEENに対するリスペクトや演技に向き合う姿勢が、よりリアルを醸し出していたことによるものが大きいのかもしれませんね。
フレディを演じたラミ・マレックについて
ラミ・マレックのプロフィールと経歴について
ラミ・マレックは、1981年5月12日生まれで、エジプト出身の両親をもつ、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス出身の俳優です。
彼には、医者の姉と、教師である双子の弟がおり、自身と両親はコプト教徒の信者です。
ラミ・マレックは1999年にロサンゼルス・シャーマンオークスのノートルダム高校を卒業し、その後インディアナ州エバンズビル大学で2003年に芸術学士号を習得しました。
俳優としては2004年にテレビドラマの「ギルモア・ガールズ」でゲスト出演にてデビューを果たし、その後2005年に放送されたFOXのコメディ・ドラマ「家族戦争」で、ゲイの少年ケニー役を演じ、人気に火をつけました。
その他にも、映画「トワイライト・サーガ」や「ナイト・ミュージアム」シリーズなど、多くの有名作品に出演しています。
また映画「ボヘミアン・ラプソティ」では、みごとに主役フレディ・マーキュリー役を演じ、第91回アカデミー賞主演男優賞を受賞したことで、トップスターの仲間入りを果たしました。
ラミの恋人はアリー役で共演のルーシー・ボイントン
プライベートでは、現在独身ですが恋人はなんと「ボヘミアン・ラプソティ」で共演し、フレディ・マーキュリーの元婚約者メアリー・オースティン役を務めた、イギリスの女優ルーシー・ボイントン!!
実際に恋に発展し、熱愛中だそうです!!
2019年に2人は婚約を発表し、結婚に向けて準備中であると報じられています。
劇中では、恋人としては別れてしまいますが、現実のプライベートではカップルとして結ばれているようでよかったです!なんだかすごく応援したくなるシチュエーションです。
最後に
今回は、フレディ・マーキュリー約を演じた俳優レミ・マレックについてと、映画内で本当に歌っているのか?について考察していきました。
実際には劇中で楽曲を歌ってはいないものの、音楽監督も絶賛するほど、何度も歌や楽器を練習し演じたことで、説得力のある演技を魅せることができたのだと思います。
この映画が多くの人を感動させているのは、演者の努力あってこそですね!